市川大楽園製茶

茶畑便り03

< [11] 2003/04/01 >
茶畑便り03
あっという間に、4月になりました、茶農家の間では、正月過ぎると、新茶まで、すぐとよく言います。また、八十八夜は、茶農家の正月とも言います、私も、5月を年の区切りと考える癖がついています。 最後の肥料入れを終えると、新芽の伸びるのを待ちます。5日間で、だいたい、一葉出るといわれています。しかし、引き続き霜の心配をしなくては、なりません。「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、摘み取り直前まで気が抜けません。茶園の中に柱が立っていて、その上に扇風機みたいなもの、がのっているのを、見たことありますか。あれは、防霜ファンといって、一定の温度以上に下がると、ファンがまわって、高いところの、比較的温度の高い空気を茶園に吹きつけ霜の被害を防ぐのです。 それが確実に動いているか、確認のため、霜の降りそうなときは、茶農家は茶園を朝晩みて回ります。茶農家にとってまさに期待と不安が入り混じった時期です
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