市川大楽園製茶

茶畑便り10

< [66] 2004/09/01 >
 九月下旬から、十月中旬にかけて秋番茶の製造です。「番茶」といわれる茶は、ほとんどこの時期につくられるものです。お茶の食品の原料になる「モガ茶」(たぶんモガモガした大きな形からこの名前がついたのだと思います。)もつくられます。番茶が終わった後は10月下旬から11月にかけて、秋の整枝といって、茶園の表面を、何センチか、刈ならしをします。このとき、どのぐらいの深さで刈るかによって、来年の一番茶の芽の数や大きさが変わりますので、それによって味や、とれる量が、決まります。特に、乗用摘採機だと、コンマ1ミリ単位で高さの調節ができますので、何センチ刈り落とすか、大変気を使います。秋整枝が終わると、主な畑の仕事は、終わりです。3月からの暖かい時期に、畑に気を使い続けていた茶農家もホッと一息つくようです。
よく伸びた秋芽、番茶になる
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