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[110] 2004/09/01
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今回は、日本茶インストラクターの研修に参加して気が付いたことを書きます。同じお茶(上級の煎茶)を、いろんな温度、いろんな浸出時間、いろんなお茶の量で淹れてみました。この中で、一番おいしくないと思ったのが、90℃の熱いお茶で淹れたお茶です。香りと味が飛んでしまっている感じがしました。70℃の湯を急須に注いだときが一番、お茶らしく感じました。では70℃のお湯とはどんな温度なのでしょう。熱い味噌汁のように、口で吹いてやっと飲める温度が、約75℃です、熱めのお茶が好きな人でも、約70℃でやっと飲める位です。お茶を出すお湯と同じように、自分の器にお湯を取り分けて、飲んでみたら、だいたいのお湯の温度がわかります。やっとのめるぐらいの温度で、急須に注いだら、温度はぴったりだと思います。私もやってみましたが、お湯の温度の、目安になりました。お茶の淹れ方は、お茶の種類、その人の好みにもよりますが、お茶の量6グラム、浸出時間一分、お湯の温度70℃、お湯の量200ccという目安を、感覚で、覚えることが大切です。(舌のやけどに注意)