市川大楽園製茶

すばらしい日本茶インストラクターの世界

< [124] 2005/10/01 >
十月二日の秋番茶の忙しいさなか、名古屋で行われた、日本茶インストラクターの研修会に行ってきました。お茶の入れ方教室の開き方というセミナーでした。高宇(たかう)先生という、著書も何冊かある、東京のお茶の小売店の人が講師です。はじめて入れ方教室をしたときには、たった一人しか生徒さんが来なかったことなど、その人の話も面白かったけど、インストラクターの人たちの、お茶に向き合う姿勢がすばらしかったです。その中には、お茶業界の人、お茶にかかわる企業の人、お茶を仕事にしていない一般の人も見えるのですが、こんなに真剣にお茶のこと考えてるんだなと感激して、見ていました。インストラクションといい、お茶の入れ方の説明をお互い生徒役になりながら、練習をするのですが、私は、準備不足もあって、汗だくになりながら、30分の講義をしましたが。ヨレヨレでした。年齢も性別も立場もまったく違う人たちが、お茶への愛情で結ばれ、互いに考えや思いを披露しあうのは、とてもすがすがしい気持ちがしました。毎日お茶に接している私も、マンネリにならず、お茶のことを考えていこうと思いました。お茶関係の中で、今、最も熱い場所のように感じました。
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