関宿をアンジェロと訪ねたこと
前回取り上げた関宿ですが11月に外国からの友人が来た時にも訪ねました。
アメリカの友人アンジェロはウーフという農業体験のような制度で10年以上前に私のところで1ケ月以上仕事を手伝ってくれました。仕事の合間には、あちこちの温泉に連れていったり、地元の小学校でアメリカでの生活を話したりしました。
それから家族ぐるみの交流を続けて2年ぶりに我が家を訪ねてくれたのです。
10年以上前、小学校でアメリカでの生活を話すアンジェロと彼の弟のテイラー、2人で旅行をしていた。
当時は二十歳の若者だった彼も30を越え、今はワシントンDCで大学向けの映像制作をしています。
今回はタイでの取材の前に日本に立ち寄ってくれました。
関宿に行ってみると公共の施設が前よりも増えているような気がしましたね。
東追分の鳥居、伊勢神宮内宮の鳥居を移設したものです。
夕暮れの山並みと関宿を一望しました。
和菓子甘味の食べ歩きをしましてしました。
「志ら玉」というあんこ餅や「関の戸」では、ちょうど店主の服部さんも見えて流暢な英語でアンジェロと話していました。その時に「せきみせ きちえもん」の話も聞いたのでした。
その後、紅茶専門店「アールグレイ」にも行きました。
そこでは記念写真まで撮ってくれました。
夜はとっぷり暮れてくれましたが会津屋というお食事処を格子戸から覗くとまだ私の知り合いの女性店主がきびきびと働いているのが見えました。
コーヒーでも飲んで行こうと思いましたが、ここまでの食べ歩きでお腹がタプタプになっていたので、残念ですが見送りました。
とっぷり暮れてから町並み保存のためか街灯もほとんどない関宿の街道を歩きながら心は江戸時代にタイムスリップしていましたね。
京都を離れた幕府の要人に尊攘派の暗殺者が路地から・・・
などという妄想をしながらアンジェロとナイトウォークを楽しみました。