市川大楽園製茶

茶畑便り05

< [44] 2003/09/01 >
秋は、配合といって、魚粉、菜種粕、骨粉などを混ぜた肥料を茶畑の畝と畝の間に肥料散布機を走らせて、おいて行きます。そのあと深耕(しんこう)といって、茶園の間を三本のフォークがついたみたいな機械で起こしていきます。今ある根を切って、新しい根を出させる、土中に空気を送り込む、肥料と、土をよく混ぜる、いろいろな目的を持った作業です。今は、エンジンのついた機械がやってくれますが。昔は、三本フォークの「深耕ぐわ」と呼ばれるのもので人力で起こしていました。中学生の頃手伝いして、きつい作業だなと思いました。九月下旬から、十月中旬にかけて秋番茶の製造です。「番茶」といわれる茶は、ほとんどこの時期に作られるものです。

自動深耕機です。重たいんです。
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