市川大楽園製茶

急須を極める

< [46] 2003/12/01 >
日本茶インストラクターの講習で身近な存在でありながら知らないことが多かった、急須についての勉強をしました。工場にも見学にいきました。事前に、今では大量生産されていると聞いていたので、機械でつくっていると思っていましたが、ほとんど手作りでした。本体の型はあるものの、そこに、ねんどを、適量を入れるのも人の手です。特に、握りの部分は、ろくろで一つずつ作られているのです。表面の絵柄も、人の手で彫られます。それと急須の朱色やこげ茶色などの色は、焼き方による違いで、色をつけているわけではなく、自然の土の色だそうです。使い込むうちに、茶の渋などで色が落ち着いていくそうです。あざやか過ぎる色のものは、粘土の段階で、色をつけてあるそうです。いろいろ知ると、手作りで、自然な、急須にぬくもりを感じました。急須のことは、また取り上げていきたいと思います。
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