市川大楽園製茶

お茶のいれかた裏街道その5「急須」

< [47] 2003/12/01 >
今回は、急須特集です。急須の使い方について。急須はやはり密閉性が大事らしく、急須本体とふたは、ぴったりと合うようにつくられています。つくる時に、ふたを載せた状態で焼き上げ、焼いた後も、回転する機械に押し当て、ふたと本体とぴっちりすりあわせています。したがって、買ったときに、のっていた、ふたならば、かなり密閉性があるようです。みやげ物屋で、透明な急須のふたを見た人がいて。その人によると、急須のふたにある穴を注ぎ口と反対側に、一直線上になるようにして勢いよくそそぐと、急須の中で、うずまき状になって注がれるということです。注ぎ口からの茶の流れを見ると、縄のような形になって出ているのがそれかと思います。どの程度味に影響するのかよくはわかりませんが、濃くて嫌味のない味を感じます。ぴったりとふたを合わせて、スパッと入れる、それに面白みを感じて、私も、このごろ意識してやっています。
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