市川大楽園製茶

茶畑便り08

< [57] 2004/04/01 >
雨の日には、お茶は刈りません。お茶の葉が濡れてしまうと品質に影響するからです。ですから、お茶刈をしていても、雨が降ってくると、お茶刈を止めてしまいます。雨がぱらついてきたので、刈るのをやめ、お茶刈機をかたずけていると、パーッと晴れてきたりします。また、用意して、刈りだすと今度は土砂降りになったり・・・ここに、お茶農家の悲喜劇があります。新茶の季節は雨の日も多く、天気も変わりやすいです。3日間続けて雨が降って製茶できずに困ったこともあります。雨の間もお茶の芽は伸びていきます。何日も徹夜の製茶が続いたときに朝から雨が降ると、正直ホッとします。こんなときお茶農家同士が会うと、あいさつ代わりに「ええ雨やな。」と言い合います。
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