知っていますか、大谷嘉兵衛
現在の三重県松阪市飯高町出身で、明治時代から、日本茶の輸出に貢献し、茶王と呼ばれた人物です。数年前に飯高町内の菩提寺の長楽寺に胸像が出来て以来、手もみ茶の献茶式をやっています。今年は十一月二十三日で、私も行くことになっています。今まで二回ほど参加しましたが、飯高はほんとにいいとこで、松阪インターを下りて飯南町を過ぎ、薄い青色の岩場を流れる川を見下ろしながら登っていくと、田舎暮らしの私でさえ、癒されるほど。この銅像は自然に抱かれた小さな古寺に立っています。当日は、手もみ保存会のメンバーで手もみ茶をその場で造ります。また地元の方の協力で、地元で石汁(いしじる)と呼ばれる汁物の振る舞いや、餅巻きもあります。私は、お茶の畑仕事の終わりの区切りとして楽しみにしている行事です。私としては季節も季節だけに、クリスマスデコレーションをすると似合うと思うのですが。明治時代の偉人らしく立派なおひげもあるしサンタの衣装を着せてもいいかなと思いますが、飯高町の皆様いかが でしょ うか? | 大谷嘉兵衛胸像 |