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[88] 2006/12/01
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今年になって、闘茶会とか、茶歌舞伎というお茶の審査技術競技会を何度かやる機会がありました。日本酒で言う利き酒みたいなものです。お茶そのものや、淹れられたお茶を飲んで、産地や、品種を当てるのです。直前に、同じ茶の量や、お湯の温度で淹れられたお茶を飲んでから問題のお茶が出るので、簡単そうですが、なかなか当てることが出来ません。中でも品種を当てるのは、大変です。なぜなら、お茶の品種って60種類以上あるのですが、実際に流通しているのはやぶきたが八〇%近くを占め、他の品種をブレンドされてない状態で飲む機会というのはめったにないからです。十一月九日全国お茶まつりの中の生産者の青年団体の闘茶会に出ましたが、百人以上集まる中、なんと三位で賞状までいただきました。まぐれには違いありませんが。「品種がわかれば、自慢できる」との一念でがんばりました。今後も審査技術を伸ばしていきたいと思っています