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[9] 2003/04/01
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季節感が、薄れつつある中で、新茶は、今では、季節を感じられる数少ないものとなりました。 新茶は、文字どおり、摘みたて、つくりたてです。したがって、それまで、飲んでいた、つくってから、一年近くたったお茶とは、味の質が、かなり違います。 高い新茶を買ったのに、味が薄くて、おいしさがわからなかった、ということはありませんか?。 お茶は、新茶の時期から秋になってようやく、味、香りがまろやかになっていくのです。それに、どんなに、きちんと保存がしてあっても内容は変わっていきます。 新茶の味は、その時期だけのもので、他の時期では味わうことはできません。 だからこそ、この時期に新茶を味わう楽しみがあるのです。